日々の安心を守る 看護職
介護施設の看護は、「治療」が中心ではなく、「暮らし」を支える看護です。
入居者さまとじっくり関わりながら健康状態を見守り、日々の安心につながるケアを行います。医師や介護スタッフと連携し、一人ひとりに寄り添った看護を大切にしています。
ブランクのある方や子育てをしている方も、それぞれの経験を活かしながら活躍しています。
看護職の1日
出勤
バイタルチェック
入居者さまの体温や血圧などを測定し、日々の体調変化を確認します。
医療処置
医師の指示に基づき、服薬管理や処置などの医療的ケアを行います。
昼休憩
記録
ケア内容や健康状態を記録し、他職員と情報を共有します。
健康管理
日々の健康状態を把握し、安心して過ごせるよう支援します。
退勤
※上記スケジュールは一例です
その他、主な仕事内容としては下記のようなものがあります。 日々、状況に合わせて適切な処置を行っていきます。
- 入居者さまの健康管理
- 病院受診
- 嘱託医の診察介助
- 服薬管理
- 経管栄養
- 吸引
- 褥瘡などの処置
- 食事介助
- 看取り
- オンコール対応
看護職インタビュー01
小さな子どもがいても、
周りと協力し合い、やりがいをもって働ける場所
谷内 加奈子さん
第二長寿園で働く谷内さん。働き始めて14年が経ちました。 入職当時はお子さんがまだ小さく、夜勤がないところで働きたいと、長寿会の門をたたきました。
谷内さんに仕事でのやりがいを聞くと、「生活の場で入居者さまと長く深く関わることができ、思いに寄り添った看護ができるところ」と話します。日々長い時間を一緒に過ごす中で、何気ない会話から入居者さまの笑顔を見ることができたり、看取りの方も多いので人生の最期に寄り添うことができることは、介護施設ならではです。
もちろん楽しいことばかりではなく、看護職の苦労もあります。 入居者さまの急変時には、医師が常駐していないからこそ判断を求められる場面もあります。夜間は看護職員がいないため、入居者さまの急変や転倒、看取り対応など、介護職員から電話で連絡が入ることがあります。その際、電話で指示を出すか、必要なときには施設に駆けつける「オンコール対応」があります。オンコール対応を担当する日には、いつ電話がくるかわからないという精神的ストレスを感じてしまうことも。
ですが現在、第二長寿園ではオンコール代行のシステムを導入しています。入居者さまに何かあった際、介護職員はまずオンコール代行システムに連絡し、指示を仰ぎます。救急搬送の指示があれば看護職員が同行することになりますが、そこまでの判断はオンコール代行システムがしてくれるので、気持ちが少し楽になった、と谷内さん。 判断に迷った時、時間を気にせず相談できる、と介護職員からの評判も良いそうです。
介護職員や他職種とのチームワークも良く、困った時は施設長や副施設長をはじめ、周りの人にすぐ相談ができる環境です。看護職員は少なく、自分や子どもの体調不良で休ませてもらう時は申し訳なく思いますが、「お互い様」と協力し合っています。
看護職インタビュー02
介護職として入職後、制度を利用して准看護師の資格を取得し看護職へ。
立場が変わっても、入居者様に寄り添う職員でありたい。
坂本 卓也さん
長寿園で看護師として働く坂本さんですが、元々は介護職として長寿会に入職されました。心境の変化や長寿会の「修学資金貸与制度」を利用して資格を取得された時のお話をうかがいました。
リハビリ専門学校を卒業後、親族や知り合いが働いていて、自分もボランティアでも訪れる機会があり親しみがあった長寿会に介護職として入職。入職して7年ほどたった頃に「看護職の人手不足に危機感を感じた」と坂本さん。長寿会には修学資金貸与制度があることを知り、元々医療系の仕事に興味もあったので、准看護師の資格を取得したいと思ったそう。
元々准看護師は制度の対象ではありませんでしたが、相談したら対象にしてくれたので、休職して学校へ通いました。
2年間通った学校では、18歳〜50代まで様々な年齢の方がいました。授業は、座学から始まり徐々に実習が増えていき、2年目には専門医学や総合実習などを学びました。卒業後も、学校で知り合った方と連絡を取っています。オープンキャンパスにも入学志望者の相談役として参加しました。
当時の生活費は、修学資金貸与制度の他には、学校が紹介してくれた病院での看護補助の仕事をしてまかなっていました。
現在は、看護業務のほか、各種書類作成などの事務作業もおこなっています。介護職から看護職へとジョブチェンジをしましたが、勤務地は変わらず、顔なじみの職員ももちろんいるので今までの情報共有の仕方などノウハウを活かして業務をスムーズにできたと感じています。
医療的な判断を任される立場になったということが、介護職のときと大きく変わった点です。急変者が出た時などはやはり緊張感が走ります。でも、正しく判断や対応ができた時はとても嬉しく、やりがいになっています。



