こんにちは!第三長寿園広報担当です!
今回は俳句を詠む会 〜6月・7月編〜 です(^^)
はじめにご利用者様である谷内田きみ子様の句を紹介します。
『ちょんがりの 囃子薄暑の 庭に充つ』
今年は新型コロナウィルスの影響で中止となりましたが
この句は毎年6月に珠洲市若山地区で行われる
『若山庭まつり』
が題材だそうです!
若山町ではその昔、農家の方が豊作を願い、
田植えなどがひと段落したこの時期に各集落の
大農家(おやっさん)の土間庭に輪になって村の
老若男女が集い、踊り明かしたと伝えられていて
その『庭おどり』を再現した行事が
『若山庭まつり』だそうです。
この句からも少し暑くなってきた頃に
ちょんがりの囃子が響き渡る感じが思い浮かびます。
ちなみに長寿会職員、珠洲市にお住まいの方なら
一度は見たことがあるこのお菓子の包み紙!
実は谷内田様の句が載っているのです(^ ^)
5月のショートご利用時に6月もお願いしますと声をかけたところ、
この俳句と包み紙を準備して下さったのですが、
言われるまで気がつきませんでした。
他の職員にも聞いてみたところ、
皆さん『知らなんだ〜』や『何か書いてあるとは思ったけど、
意識して見たことなかったわ〜』など驚いていました。
もし、この包み紙を見かけた時は探してみて下さい!
こちらは谷内田様の句が掲載されている3冊の本で、
良かったらと寄付して下さいました。
ちなみに『句集 能登小春』と言うタイトルの
本は谷内田様の書かれた本です!
平成8年に出版した本でたくさんの俳句がありました。
続いては主任介護職員、中矢祥代さんです。
『あじさいの 水色偲ぶ 祖母の笑み』
あじさいの咲く時期に水色のあじさいを見ると
実家の庭に咲いた水色のがくあじさいを祖母と
一緒に眺めた事を思い出すそうです。
素敵な思い出ですね!( ˘͈ ᵕ ˘͈ )
最後に7月編・担当の事務長、豊若幸介さんです。
『長雨や 綱を引く手に 命の重み』
大雨のニュースを見て思った一句です。
梅雨の長雨のなか、全国的に災害がおきており、
被害に遭われた方々には、心からお見舞い申し上げます。
第三長寿園では、地域の皆様、入居者様の命を守るため、
停電や火災等でエレベーターが使えない
状況を想定して、非常階段を車椅子で移動する訓練を
行なっています。非常時の準備は日頃から進めていますが、
災害が起きないことを願っています。
最後に今年もツバメが来てくれました!
約一ヶ月ほど前、利用者様から『ツバメが来ている』と
教えてもらってから観察をしていたのですが、早く生ま
れないか楽しみにしていたところ、先日、3羽のひなた
ちがひょっこりと顔を出していました!写真は少し見に
くいですが、とても可愛いくて癒されます( ˘͈ ᵕ ˘͈ )
また、来年もきて欲しいなと思います!
それでは次回もお楽しみに(^^)