設え~しつらえ~

こんにちは。第三長寿園メディア担当者です。

第三長寿園はユニット型施設として、

『お一人おひとりと心かよわせふつうの暮らしを当たり前のように』

という理念の下、個別ケアを実践しています。

 

ユニットケアの理念でもある『暮しの継続』をサポートするには、
ハード・ソフト・システムが必要になります。

今回はハード面で重要になる、環境(設え)について少しご紹介します。

 

ユニットは小さな一つの家です。それぞれに玄関が設けられています。

早朝、郵便ポストの新聞を取り出すことが日課の入居者様がいます。

 

セミパブリックスペースは、ユニットを一歩出た場所で、交流の場、
趣味活動の場となります。

 

塗り絵がご趣味の山本英子さんは、お気に入りのこの場所で、
毎日塗り絵を楽しんでいます。

そして、山本さんの塗り絵が設えの一部となり、豊かさがひろがっています。

(趣味の域を超えた芸術作品です!!)

(塗り絵には、脳を活性化させ認知症を予防する効果、
集中して無心になる状態にリラックス効果があるといわれています‥)

 

玄関には季節の花が飾られていたり、リビングには趣味の物が置かれていたり、
ご家庭でも様々な設え環境があると思います。

設えを整えるということは、まさに生活空間を彩る個別性、
入居者様お一人おひとりが安心できる居心地の良い環境につながり、
自然な暮らしの場となるのではないでしょうか。

 

まだまだ設えが手付かずの環境もあるので、入居者様や四季の変化と共に、
設えを考え工夫していきたいと思います。