能登半島地震の被災状況

長寿会です。

 

まず、入居者の皆様と職員は無事です。怪我をされた方もいませんでした。

入居者のご家族には、震災当日よりご連絡していましたが、

改めて、各事業所の状況も併せてご報告致します。

 

・長寿園

震災当日はライフラインも途絶え、出勤可能な職員も少ないなか、

入居者・利用者の皆様のほか、地域住民が多数避難されて来られたため、

手探りな状況での対応となりました。

※youtubeに当時のニュース動画がございました。以下リンクです。

その後は、DWAT(災害支援医療チーム)のご協力のもと、

地域住民は指定避難所に移動され、入居者の皆様は県内外の

介護施設へ避難をされております。避難を待たれている入居者は、残り数名となっております。

避難完了後は珠洲市の福祉避難所として運用する予定です。

現在、電気は使えておりますが、断水が続いております。

 

・第二長寿園

現在、ユニット型特養の損壊が激しく、入居者の皆様は各フロアで居住ができないため、

従来型特養の広場で生活していただいており、限られた職員で対応を行っています。

現在、電気は使えており、水道は1/31より使用可能となる予定です。

 

・第三長寿園

長寿園と同様、地域住民が避難されており、限られた職員で対応いたしました。

その後、地域住民は指定避難所へ移動され、入居者の皆様は全員金沢の施設へ

避難されております。

震災で自宅に住めなくなった職員が、次の居住地が見つかるまでの居住スペースとして、

しばらく使用させていただきます。

現在、電気は使えておりますが、断水は続いております。

 

・長寿の郷

施設は大きな損壊はありませんでしたが、当初は限られた職員、断水している状況で

雪を溶かして生活用水にするなど、工夫しながら対応しておりました。

入居者の皆様にはできるだけいつも通りの生活をしていただいております。

現在、電気は使えており、水道は1/31より使用可能となる予定です。

 

ご心配をおかけしましたが、自衛隊、警察、消防、災害支援団体、ボランティアの皆様、

更には被災されている地域住民の皆様のご支援のおかげで、

事業を継続することができました。この場を借りて、感謝申し上げます。

 

まだ先が見えない状況ではありますが、

なにかできることがないか話し合い、デイサービスを1/24より再開致しました。

月曜から土曜まで営業し、ニーズに合わせて営業日を増やす予定です。

まだ提供できないサービスも多いですが、

少しでも長寿会としての役割を全うできればと思っております。

 

最後になりますが、再開したデイサービスの様子です。