長寿園、夏の恒例行事といえば。     流す”ひと”、すくう”ひと”

意外に歴史ある夏の風物詩❗️

長寿園ブログへ訪問ありがとうございます。
編集部 平塚です。

今回は当園で夏の恒例となっている流し素麺の様子をお届けします。

半割りにした竹の上を流れる素麺…とても涼しげで楽しい食事ですよね。

毎年、竹切りから竹割り・加工に至るまで、普段の業務もこなしつつ、施設長自ら先陣を切って作業しております。

ところでこの流し素麺、その起源は江戸時代にまで遡る様です。

江戸時代に薩摩藩の支配下にあった琉球(沖縄)での接待で、崖上から落下するキレイな泉流の上源から素麺を流し、途中ですくって食べていたという歴史があります。

沖縄での流し素麺をヒントに、宮崎県で商業化されたのが竹を使った流し素麺だというのが一般的な見解のようです。

さてそんな歴史を知ってか知らずか、一心に素麺をすくう入居者様、利用者様。

野外での食事という開放感もあってか、いつもより賑やかに会話も弾み、そこかしこで笑顔が花咲いています。

普段は少食気味な方も、口数の少ない方も、本当に楽しそうに美味しそうに召し上がっていて…

食事を「楽しい」と感じて自ら「食べたい」と思って頂ける事。

そのお手伝いができたのであればとても嬉しく思います。

…その後、職員もご相伴にあずかりました。