継続する意義

長寿園ブログへ訪問ありがとうございます。

編集担当の平塚です。

長寿園では職員各自がいずれかの委員会に所属し、
入居者様により良い生活を送って頂けるように
案を出し合ってそれを実行しています。

そして、
年度末には各委員会が
1年間どのような活動を行なったか報告する場を設けています。

今回はそんな委員会活動報告会について
紹介させていただこうと思います。

①食事委員会

活動テーマは

『口腔内を清潔に保ち、楽しい食事時間を提供する』

口腔内の清潔を保つ事は誤嚥性肺炎の予防にも繋がりますが、
健康である事は食事を楽しむための第一条件でもあります。

嚥下力向上のための体操も取り入れてみました。

②行事委員会

活動テーマは
『一人ひとりの笑顔のために〜ステイホームを楽しもう〜』

コロナ禍において大規模な行事が行えない中でも
入居者様に楽しんで頂ける事はないか、
普段居室で静養されている入居者様にも参加して頂く事ができないか、
新しい取り組みを模索しました。

③入浴委員会

活動テーマは
『移乗時の安全性や負担の軽減』

入浴時は皮膚を守ったり身体を支える事もできる衣類がありません。
入居者様・介助者双方にとって負担の少ない方法を模索しました。

移乗に使用する福祉用具の活用についても推進してきました。

④排泄委員会

活動テーマは
『一人ひとりに合った排泄ケアの実施』

その方の排泄パターンや尿量に合ったパッドを選択する事で、
排泄後の不快感を軽減する事ができます。

おむつ交換やトイレ誘導の時間の見直しも同様です。

また、自然な排便を促すための体操を取り入れました。

⑤持ち上げない介護委員会

発表テーマは
『持ち上げない介護の取り組みについて』

介助者の腰痛予防や入居者様の負担軽減につながる、
福祉用具の活用について周知・技術指導を行ってきました。

技術の習得にはまだまだ時間が掛かります。
次年度以降においても長期的な視点で、
職員の意識改革も含めて継続していく事が重要です。

 

委員会活動報告会。

入居者様の事をどれだけ想って行動できたかの

”アピールの場”でもあり、

活動を通して見つけた課題や次年度に向けた目標を次期委員に

”つなげる場”でもあり。

切磋琢磨

モチベーションアップ

チームワークの形成

自己研鑽

報告を聞いた職員一人ひとりが
どのように受け止めて消化し、次に生かすか。

報告会にはこういった期待が含まれているのだという事を

しっかりと受け止めていきたいと思います。